2014年3月7日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。
- 記事目次
- 第45回原子力規制委員会の開催
- 原子力規制委員会 検討チームの開催について
- 質疑応答
- 場所 原子力規制庁庁舎(東京・六本木)
原子力規制委員会の開催について
- 第46回原子力規制委員会開催の詳細
- 3月13日(木)10:30~12:00の予定
- 今週のみ木曜日に変更。(更田委員の米国出張のため)
原子力規制委員会 検討チーム等の会議開催予定
- 3月11日(火)10:00 田中委員長訓示
- 福島原発事故から三年目にあたり、田中委員長から本庁職員に対して訓示を行う
- 18F会議室、プレスフルオープンで行う
- 3月11日(火)13:30 第91回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 桜田部長が出席。関西電力九州電力から説明を受ける
- 3月11日(火)14:00 定例 規制庁ブリーフィング
- 3月12日(水)14:00 第92回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 島崎委員担当。対象事業者は現時点では未定
- 3月13日(木)14:00 第93回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
- 桜田部長が出席。対象事業者は現時点では未定
- 3月13日(木)14:30 定例 田中委員長記者会見
- 3月14日(金)10:00 第8回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合
- 三菱原子燃料工業株式会社、日本原燃株式会社から説明を受け、審査を始めていく
大村審議官が担当する - 3月14日(金)14:00 定例 規制庁ブリーフィング
北海道電力泊発電所の補正申請があったことのお知らせ
3月7日、北海道電力より泊原子力発電所1、2号機の設置変更許可申請の補正申請が提出された。資料はホームページに掲載済。
なお、泊1、2号機の審査は、これまでBチームが担当していたが、泊3号機を担当しているCチームが審査を担当することになる。
来週の要人面会
特に予定はない
泊のこれからの進め方について
北海道電力泊原発1、2号機の補正申請について、森本次長は「申請された資料に関し、しっかり審査する必要がある。それを踏まえて審査会合を再開するかどうか決めてていくことになる。ただし、申請書について、まず事務局でヒアリングを行い、その内容を確認しつつ検討をしていくので、具体的な日程は決まらない」と述べた。
続けて、「審査は今後、1、2、3号機共にCチームが担当することになる。規制庁は泊の1、2号機の運転と3号機は関連するだろうと考えているため、同一チームで審査するという考え。審査は基本的には同時並行的に進めていくが、一緒にではなく、1、2、3号は別々に行うという方針だ」との認識を示した。
東電汚染水対策に地下貯水槽を使うのか
先日の汚染水ワーキンググループで、更田豊志委員が地下貯水槽の再利用の検討を東電に指示している。7日の閣議後会見で、茂木敏充経産大臣は地下貯水槽を利用する更田委員の指示に対して、否定的な考えを示しているが、森本次長は、「大臣の発言を承知していないのでコメントは差し控える」と回答。しかし、茂木大臣の発言は、東京電力、出席していたエネ庁の方から検討するという回答だったため、規制委、規制庁としては、その検討を待ちたいと考えているという。
昨日のERSSの停止、広報メールの配信不備
6日、ERSSが停止するトラブルが発生したが、広報のメール配信が一部の社に届いていないという指摘があった。広報室長のオクヤマ氏は、「メールの配信については申し訳なく思っています。単純な事務的なトラブルで、こういうような形になってしまった。今後こういうことのないよう再発防止に努めていきたい」と謝罪した。
審議会、審査会の設置は、できるだけ早く
放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。
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